世界設定

南北を山嶺に、西は砂漠、東を海に囲まれた外界から隔絶された大地。
後述する霊素が濃く急流のため、極端な気候風土の魔法の土地が多く存在する。
月は3つあり、速いものから硝子の月、銀の月、錫の月と名付けられている。信仰圏で使われる暦では、一年は28日の月を12回と祝日7日の343日。

霊素

世界を流れる魔法の潮流。
霊素の分布と流量が様々な超常的自然現象を引き起こし、特異な自然環境をも形作る。
人間族が開発した霊素の操作技術によって、人為的に超常的自然現象を再現することができ、それを魔術という。
霊素は生物の体内にも流れており、不可視の臓器である魂を形成する。

歴史

【黄金の時代】と呼ばれた古代は高度な魔法文明が栄えていたとされ、遺跡として各所にその痕跡を残す。
【薄志の時代】と呼ばれる時代、多くの種族が暮らしていたが、霊素の奔流による災害が多く、常に人々は命を脅かされていた。
神を名乗る不死存在が人間族に味方をして始まった【先導の時代】、災害は収まり代わりに人間族と他種族との戦争が始まった。
この地から亜人を追いやった人間族は、神々を祀りこの地を七曜神信仰圏とした。
現代は【記憶の時代】と呼ばれる。

七曜の神殿

この大地に君臨した不死なるものと、その語りし説話に登場する6柱を神として崇め、人間族の団結を説いて国々を束ねる宗教組織。
大きな教義としては、人類の営みの肯定であるとされる。7柱の神は、それぞれ人間の一生の中の段階を司る。
死者の肉体や魂が残ることをよしとせず、葬儀には火を用いる。
総本山は青銅の国であり、各国へそれぞれの国の気風に合わせた神殿を建て、神官を常駐させている。
神殿は信仰圏の生活インフラの整備を担っており、加入国へ大きな影響力と発言権を持つ。

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